漢気（おとこぎ）あふれる破壊力抜群の慶次朗砲！

こいつは、「ハンパねー！」の一言。丼際よりはるか上空まで突き出た野菜とチャーシューの塔は圧巻。さらに全型の海苔があたかもステージの金屏風のようにそびえ立つ。どこから手をつけよう。よし、まずはスープだ。ズズッといくとパンチの効いた濃厚な味わいが口の中に広がる。麺はもちもちの太麺で、スープが良く絡み箸が進む。野菜を崩しかきまぜるとさらにパンチが増した。上に乗っていた丸い物体はにんにくだ。麺・野菜の合間にいただく、とろとろのチャーシュー・芳醇な味玉も絶品。少し重たくなってきたなと感じた時、金屏風（海苔）が目に入り、手でちぎって頂くと、爽やかさが広がって再び箸が加速した。気がつくと完食していたではないか。慶次朗のラーメンは何も考えず無心でがっつくラーメンである。

≪こだわり・おいしさの秘訣≫
10数時間炊き上げて作るクリーミーな濃厚豚骨スープ。強力粉を織り交ぜた太麺は5分間茹で上げる。野菜は、もやし・キャベツ・玉ねぎ・ニラ。背油を混ぜ、チャーシュー、煮卵、にんにくと全型海苔をトッピングして完成。店名は、前田慶次のように漢気のあるラーメンを食べてほしいことから「前田慶次朗」と名付けた。