頬張れば果汁がジュワッ！農家×和菓子屋のコラボ大福

その味を求め県内外からファンが訪れる『河田ふたば』。伝統的な和菓子を販売する傍ら、石川県の農家と和菓子店の活性化を目指す『農菓プロジェクト』メンバーとして地元農家が丹精込め育てた農作物を使い、時代に合わせた和菓子を発信。他所にない石川ならではの味と季節感を和菓子に込め提案しています。

名物のフルーツ大福にも地元食材が使用されたものがたくさん。トマト大福やメロン大福など生産農家が定番化された商品は「さんち大福」（～産地、～さん家）として親しまれています。そのほか夏は宮崎県産の完熟マンゴー、山梨県産の白桃など季節ごとに旬の素材をセレクト。

お餅は冷やして食べても美味しいよう添加物を加えず一から手作り。果物の美味しさをダイレクトに伝えるため、基本的にはクセのない白餡を使用。瑞々しい果汁と甘さ控えめな白餡は相性抜群。対してトマトなど主張の強い食材には黒餡を。使用する食材を見極め使い分けているのだそう。

店主のモットーは「いい食材をいい技で」。一口頬張ればお餅の中にジュワっと広がる果物の美味しさ。秋はブランド梨「加賀しずく」やイチジクなどの大福を販売予定。季節の移ろいが楽しみになりますね。